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さよなら公演

2017/01/26 18:15
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25年前、1992年1月23日(木)に「洛北葵寄席」は始まりました。会場は京都市北文化会館ではなくて、下鴨のアートスペース無門館というところでした。今はアトリエなんとかという名前に変わってます。なんとかというのは失礼ですな。調べてみます。

お待たせしました。今はアトリエ劇研です。お芝居を中心にやっておられます。劇場内は黒い幕で覆われて真っ黒でしたが、私の落語会にはちょうどいい大きさでした。やりやすかった。

第1回の番組をご紹介しましょう。

「狸の賽」米裕 「持参金」米二 「二番煎じ」都丸(現塩鯛) 「住吉駕籠」吉朝

いい出番ですな。私、第1回にはよく吉朝兄さんを頼んでましたね。頼りにしていました。

ところが、この会場は北大路通から少し北へ入ったところにあり、馴染みのない人にはわかりにくかったんです。

「初めて行ったけど、場所がわからなんで帰ったわ」

常連のおばさまにきつい口調で言われたことがありましたね。

ここで14回やらせてもらいました。1995年(だと思います)に地下鉄北大路駅の真上に京都市北文化会館ができました。この3階に創造活動室というのがあると聞いて見に行きました。ここも落語会にぴったりなんです。それにアクセスが抜群。地下鉄を降りてエスカレーターで上がったら、真ん前に出るのですから。但し、別のところから上がるとビブレでお買い物をしなくてはなりません。

第15回からこちらへ移りました。記録によると1995年7月26日(水)。この時の番組は、

「子ほめ」とんぼ(現米紫) 「禁酒番屋」米左 「青菜」米二 「皿屋敷」吉朝

また吉朝兄さんに頼んでますわ。惚れてたんかな?

それから21年経った昨年10月13日(木)、第100回で創造活動室での「洛北葵寄席」は終了いたしました。それで終わっても良かったんですが、惜しいのです。100回にはなりましたが、25周年はまだなんです。年4回開催で25周年を迎えるにはもう1回やらんといかんのです。

そんな訳で28日(土)夜にもう1回やります。最後の「洛北葵寄席さよなら公演」は大きなホールで。

  ☆1月28日(土) 18:30 〜 (開場 18:00)
洛北葵寄席「25年ありがとう!」さよなら公演/京都市北文化会館ホール(椅子席)
 京都地下鉄烏丸線「北大路」1番出口すぐ
 TEL (G)075-493-0567 (G)北文化会館
「いらち俥」弥っこ 「ふぐ鍋」吉の丞 「けんげしゃ茶屋」米二
「宗論」米紫 「質屋蔵」南光 糸:正子
予約¥2,000 当日¥2,300 小中学生¥1,000 全席自由
問&予 TEL 075-791-5442 後藤
Eメール(事務局) aoiyoseyoyaku@gmail.com
または桂米二予約センター TEL 080-5338-7331 (主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
 いよいよ本当のラスト、25年間に及ぶ「洛北葵寄席」さよなら公演です。
 初期に出ていただいたことがある南光兄さんに花を添えていただきます。
 当時はまだべかこを名乗っておられました。
 今回は予約の方も当日会場でチケットを買っていただきます。
 当日券を含めてチケットは午後4時から販売開始いたします。
 チケットには予約を受け付けた順に整理番号が記入してありますので、
 その順番で入場していただきます。ですからご予約はお早めに。
京都市北文化会館

京都市北文化会館地図

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ここは400人収容のホールです。ですから、まだまだ入れますよ。ご予約お待ちしております。
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鶴橋「雀のおやど」

2017/01/21 16:56
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鶴橋に「雀のおやど」という寄席小屋があります。最寄り駅の鶴橋は、JR大阪環状線に近鉄、それに地下鉄も通ってます。そこから歩いて1分のところに「雀のおやど」はあります。あんまり近過ぎて、通り過ぎる人が続出するという変な会場です。

ここは桂雀三郎さんを中心に枝雀一門を応援するという形でできたと聞いております。現に一番数多くここで落語会を開いているのは雀三郎兄さんであります。ま、桂雀三郎の小屋と言っても過言ではありません。

大阪環状線の各駅には発車メロディがあります。ドアが閉まる前に流れるベルみたいなもんですね。この鶴橋駅の発車メロディは雀三郎さんの「ヨーデル食べ放題」が使われています。

もう、お気づきですね。鶴橋は桂雀三郎の町だったのです。凄いやん!

その鶴橋、「雀のおやど」での桂米二の会が「つるはし一夜の宿の会」。我ながら変なタイトルを付けたものです。

第1回を始める以前、私は梅田の太融寺で会をやっておりました。それが「不定期落語会」。その太融寺の古い本坊の建て替えが決まって、しばらく使えなくなりました。

「その間、どこで会をやったらええやろ?」

で、私は「雀のおやど」に決めたんです。でも永久にやるかどうかはわかりません。仮の宿になるかもしれない。それで「一夜の宿の会」したんです。建て替えに1年ほどかかったでしょうか。太融寺本坊はめっちゃ綺麗になって「不定期落語会」も復活しました。

お世話になった「雀のおやど」のこの会も続けることにしました。で、今に至るという訳です。

  ☆1月22日(日) 18:00 〜 (開場 17:30)
第23回桂米二つるはし一夜の宿の会/雀のおやど(舟橋協議会倉庫2F和室)
 JR大阪環状線・近鉄・地下鉄千日前線「鶴橋」北へ徒歩1分
 (G)舟橋町19-5  TEL & FAX 06-6764-7372
「米揚げ笊」慶治朗 「寄合酒」米二 「転失気」佐ん吉 「栴檀の森」米二 糸:和女
予約・案内葉書持参¥2,000 当日¥2,500 ☆学生¥500(予約・当日とも)
問&予 TEL 080-5338-7331 桂米二予約センター(主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
 半年に一度の鶴橋の会。と言いながら年末の予定が年明けになりました。
 毎回、曜日と開演時刻が変わって申し訳ないです。
 いつものようにお菓子が当たる抽選会あります。
 ワンコイン500円の学生料金設定、空しいけど頑張って継続中。
 1月恒例の「不定期落語会@太融寺」は春までお待ちください。
雀のおやど地図

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案内葉書持参でも予約料金。メルマガ届いてますでも予約料金。ネットで見たでも予約料金。チラシを持ってきても予約料金。予約しても予約料金。当たり前か。なんとかして皆さんを当日ではなく予約料金にして差し上げたいのです。
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豊田勇造七条ライブ

2017/01/16 10:38
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昨日は豊田勇造さんの七条ライブにゲスト出演してきました。1部は勇造さんのソロライブ。そのあと休憩のBGMはエリック・クラプトン。私に気ィつこてくれたはりますねん。

そして2部がスタート。私と勇造さんのトークです。音楽ファンの桂米二と、落語ファンの豊田勇造さんのトーク。面白くないはずがない。去年も出してもらいましたが、クラプトンのことをしゅぺり過ぎたので、今年はちょっと控え目にしました。

それよりも今回は勇造さんに落語のことをたくさん質問されました。一番難しかったのはこれ。

「好きな噺を三つ選んでください」

ここで思い出したのがジョン・レノンの言葉。「好きな曲は何?」と訊かれた時の彼の答えはこれでした。

「最近ライブでやって受けた曲」

言葉は違うかもしれませんが、こんな感じでした。私もこれは同感なのですよ。だから、

「最近しゃべって受けたネタ」

と答えました。具体的に三つとなると難しい。結局挙げたネタは「百年目」「代書」「除夜の雪」でした。流動的と前置きした上で。「百年目」は永遠のお気に入りですが、「代書」と「除夜の雪」は最近受けたネタなので。

それから内弟子時代のこと、稽古のこと、「ちりとてちん」のこと等々をしゃべりました。その後、私もコーラスに参加して数曲。3時間に及ぶライブはお開きになりました。

終演後も楽屋でずーっとしゃべってました。永遠にしゃべってたかったのに、サカタニさんの一言「もう閉めまっせ」で本当にお開きに。

勇造さん、そして二人を出合わせてくれたサカタニさん、ありがとうございました。
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第35回京の噺家桂米二でございます

2017/01/14 11:12
「京の噺家桂米二でございます」はどこから付いた名前なのか、皆さん覚えてますか? ……えっ? もう忘れた? 時が経つのは早いからねえ。

その昔、NIKKEI NET(日本経済新聞)というところで「京の噺家桂米二でございます」というコラムを連載させてもらってたんです。2003年から7年間も。これはネット限定で紙面には載りませんでした。

この連載の最後のほうだけは一冊の新書判「上方落語十八番でございます」となり、めでたく出版されました。名著です。そして僅か3年で廃版になりました。連載期間より短いやん。名著やなかったんやねえ……。

でもまだAmazonでは売ってますねえ。しつこく在庫があると見えます。中古でも売ってるけど凄いよ。販売価格が1円! その代わり送料が257円! もう恥ずかしいわぁ。

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この連載のおかけで東京とも繋がりができ、自分の落語会を始めることができたのです。あの時の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

第1回の会場は深川江戸資料館。それは土日のお昼の会。平日夜は内幸町ホールでやることにしました。それから数を重ねること35回。今回は月曜日夜の公演ですから内幸町ホールです。

ご予約は当日16日(月)の午後5時頃まで。え〜い、6時までに延長します! 楽屋入りするとスマホの電波が届かなくなるのでお返事できないかもしれませんが。ブログ、Twitter、Facebook、インスタ、なんでもいいから「見た」で前売料金です。mixi……はもうやってません。

  ☆1月16日(月) 19:00 〜 (開場 18:30)
第35回京の噺家桂米二でございます/千代田区立(G)内幸町ホール(椅子席)
 JR「新橋」北へ徒歩5分 TEL (G)03-3500-5578
「手水廻し」そうば 「悋気の独楽」歌之助 「厄払い」米二 「宿屋仇」米二 糸:美希
前売・予約¥3,500 当日¥4,000 学生¥2,000 全席自由
ぴあ 0570-02-9999 Pコード 455-116
問&予 TEL 03-5808-1581 米朝事務所東京オフィス
またはTEL 080-5338-7331 桂米二予約センター(主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
協賛:玄海酒造 エコバッグLOQI TOMORA
 今回は長編「宿屋仇」と季節ネタの「厄払い」(東京初)です。
 東京も学生料金あります。但し大学院生は25歳まで(要学生証)です。
 ひねたおっさんとおばさまの院生は一般料金をお支払いください。
 なお学生割引は米朝事務所と桂米二予約センターのみの扱いとなります。
玄海酒造

エコバッグLOQI

TOMORA

内幸町ホール

内幸町ホール地図

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クラプトン×ディラン

2017/01/13 10:49
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豊田勇造さんの原点はボブ・ディランだそうです。私の原点はエリック・クラプトンです。……あ、違うわ。私の原点は桂米朝です。でも音楽に関してはやっぱりクラプトンでしょう。もっと遡ればビートルズもあるのですが、クラプトンが私の人生を変えました。……あ、変わってへんか。ミュージシャンになってへんもんね。でも、エリック・クラプトンを知って私の人生は数倍楽しくなりました。

「米二さんのクラプトンと、僕のディランの話をしてみませんか?」

と、豊田勇造さんに誘われて、七条ライブにトークゲストとして出たのが、今からちょうど1年前。会場は「こころ坂・楽々落語会」をやらせてもらっている七条京阪の集酉楽サカタニでした。盛り上がりましたねえ。めっちゃ楽しかった。そらもう、私、クラプトンのことはよく知ってるもん。しゃべったしゃべった。今まで観た日本公演の数々を。約40年間でコンサートを56回観ております。

申し遅れましたが、私、日本一のクラプトンファン……ではなくて、日本の噺家の中では一番のクラプトンファンでございます。たぶん。ま、外国に噺家は居てないけど。

そんな楽しいトークをまたやることになりました。豊田勇造さんの歌とギターを聴いて、私と勇造さんのトークを聴いて、私も参加しての歌も聴けるライブがこれです。

  1月15日(日) 18:30 〜 (開場 17:00)
豊田勇造七条ライブ 10th./集酉楽Syu-Yu-Raku・サカタニ(椅子席)
 京阪「七条」川端七条東入南側・ファミリーマート2F
 (G)ファミリーマートサカタニ京阪七条店
出演 豊田勇造(Vo. G. Harp) ゲスト:桂米二
米二×勇造 音楽対談 エリック・クラプトン×ボブ・ディラン・Vol.2
前売・予約¥3,000 当日¥3,300
問&予 TEL (G)075-561-7974 FAX 075-561-6710 サカタニ(月曜定休)
PCからのメール info@sosake.jp
または桂米二予約センター TEL 080-5338-7331(主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jpp
 昨年に続きまして2回目が決定。2回もやるとは思わなんだです。
 前回はとにかくトークが盛り上がりました。
 だって桂米二はクラプトンに関しては博識なのですから。
 また勉強し直してトークに挑みます。
 もちろんメインは勇造さんの歌とギターです。
豊田勇造公式HP

集酉楽 Syu-Yu-Raku サカタニ

サカタニ地図

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弟子の会に出ます「新・染屋町寄席」

2017/01/12 08:30
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弟子は師匠の言うことを聞くものである。

長い間、そう信じて生きてきました。私はうちの師匠に対してそうしてきましたから。理屈を言うことはありましたが、言いつけは必ず守りました。それが根底から覆りました。

弟子は師匠の言うことを聞かないものである。

初めての弟子、桂二乗が来てからそう考えざるを得なくなりました。本当に言うことを聞かない。まず名前。芸名です。私は「桂二条」にするつもりでした。でも彼は言うことを聞かない。「桂二乗」にしてくれ、と厚かましく言うてきました。ここから始まったんですな。

以来、今年で14年になります。言うことを聞かないことに私が慣れました。日々、しくじり倒してここまで来ました。何か私がいつも怒っているようですが……。怒ってるんです。その通りなんです。

今年ももうありました。1月8日(日)の動楽亭昼席。二乗は二つ目の出番で持ち時間が18分なのに、25分もしゃべって下りてきました。すぐに叱りました。楽屋で他の噺家の手前、黙ってる訳にいきません。マナーを守らなかったのですから。

その昔、3年間の修業期間を終えて、私が彼に一番にアドバイスをしたこと。

「生まれ故郷の四日市で自分の落語会、勉強会をやりなさい。友達や親戚も居るやろうから、今のうちに始めなさい。私もなんぼでも出るから」

それから10年以上経ちましたが、まだ何も始まってません。

そんな桂二乗が京都では法然院さんはじめ多くの人に助けてもらって落語会をやっております。その「新・染屋町寄席」に久しぶりに呼んでもらいました。

  1月13日(金) 19:00 〜 (開場 18:30)
第42回ちおん舎 新・染屋町寄席〜二乗の番〜/(G)ちおん舎(椅子席)
 京都市中京区衣棚通三条上る突抜町126 TEL 075-211-7510
 地下鉄「烏丸御池」6番出口・南→西へ徒歩3分
「対談」米二・二乗  演目当日 二乗 米二 二乗
予約¥1,700 当日¥2,000 TEL 090-1899-3689 法然院サンガ
または、チケット二乗 TEL 075-211-7584
 その昔、私もやらせてもらっていた「染屋町寄席」です。
 今はちょうば、二乗が交互に開いておりますが、
 久しぶりに応援参加させてもらいます。
 桂米二予約センターでもご予約を受け付けます。
ちおん舎

法然院サンガ

ちおん舎地図

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応援してやってください。ついでに私も。
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池田の猪買い・まめだ

2017/01/09 07:32
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昨年の秋頃から在宅仕事、つまりHP更新、メルマガ、落語会の番組作成が遅れに遅れておりました。HP「米二ドットコム・落語会情報」は大晦日にやっと更新できまして、やれやれでございます。そして、昨日も一つだけ落語会を追加しました。2月の動楽亭昼席です。最新版をどうぞご覧あれ。

しかし、遅れて焦ってる時はついポカをするもので、大阪の二つの落語会で同じ演目を出してしまいました。それが「池田の猪買い」なんです。12/1の「新世界出張所」と1/10の「米二・塩鯛二人会」の両方でやることになってしまいました。一つはもう済みましたが……。

こういうのは気分的に嫌なんですよね。共通のお客様が多いので、同じ噺を続けて聴いてもらうことになります。お客様の「またか」という声が聞こえてきそうです。全く同じだと何なので、ちょっとやり方、演出を変えてみます。「新世界出張所」では普通のやり方でしたが、「米二・塩鯛二人会」では別の古いバージョンでしゃべらせてもらいます。と言うてもそんなに変わらないのですが……。

普通のバージョンでは、喜六の病気を「冷え気」と具体的に病気の名前を言いませんが、古いほうははっきり言います。どんな病気か? それは聴いてのお楽しみ。古いバージョンはまたの名を汚いバージョンとも言います。下(しも)の病気ですからねえ。

もう一席は「まめだ」です。秋の噺ですが、昨シーズンは秋にやる機会がありませんでした。……やる気がなかったんやね。思い出すのが邪魔くさかったとも言えます。季節ネタはこれがあるんですよ。12月のクリスマス前に1回だけ京都でやりました。

そこへ塩鯛師匠の二席。演目は……なんでしたっけ? 覚えてまへんなあ、人のネタは。自分のネタでも覚えてないのに。

繁昌亭での「米二・塩鯛二人会」も今回で9回目です。入門が、私は昭和51年11月、塩鯛さんは昭和52年1月。年は跨いでますが、2ヶ月しか違わない同期です。二人とも芸歴40年を迎えました。これからは円熟の極致……とは言われへんやろうけど、ま、それぞれの味で頑張っていきましょうか。

  ☆1月10日(火) 18:30 〜 (開場 18:00)
第9回米二・塩鯛二人会/(G)天満天神繁昌亭(椅子席)
 地下鉄「南森町」4-B出口・JR東西線「大阪天満宮」JR3出口 3分
オープニングトーク 「おごろもち盗人」塩鯛 「池田の猪買い」米二
「花筏」塩鯛 「まめだ」米二 糸:美紀
前売¥3,000 当日¥3,500 全席指定
問&予 TEL 080-5338-7331 桂米二予約センター(主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
主催・お問い合せ TEL 06-6365-8281 米朝事務所 TEL 06-6352-4874 繁昌亭窓口
 もう9回目の開催になる同期会。今回もトークが付きます。
 この日は繁昌亭昼席も出ております。昼夜通しでいかがですか?
 12月の「新世界出張所」でも「池田の猪買い」を出してしまいました。
 同じ演目で申し訳ないので、ここでは古い&汚いバージョンをやります。
桂塩鯛

天満天神繁昌亭

天満天神繁昌亭地図

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「おごろもち盗人」と「花筏」でしたか。失礼しました。オープニングトークで何か聞いてみたいことがあれば言うてくださいね。

ご予約はメールなら直前まで受け付けます。HPで見た、と言うてもらったら半額……もとい、前売料金にいたします。よろしくね!

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和泉屋与兵衛さんの齢になります・臨時停車の会

2017/01/05 14:34
私は酉年生まれなので、今年は年男ということになります。更に言うと還暦、60歳です。うちの師匠が還暦の時は物凄い存在感と貫禄がありましたが、私はうすっぺらいままです。体重を除いて。

落語の台詞で登場人物が年齢を言うことがあります。例えば「くしゃみ講釈」ではアホが、

「わい、今年28やねん」

という風に。たしか25歳ぐらいでこの噺をやり始めたので、当時は自分の実際の齢を言うてたように思います。28までは。その後、29になってからはずっと28と言うてるかな?

続いて「胴乱の幸助」。帯屋長右衛門の齢。

「『40近い身をもって』と言いまっさかい、まあ、38、9だっしゃろなあ」
「分別盛りやがな」

40近い身になった頃、私は分別がついてなかったように思います。長右衛門もついてないけど。いつの間にか長右衛門の齢も超えてしまいました。

それから「はてなの茶碗」。茶金さんの齢は55、6。ここまでは、まだだいぶあるわい、と思てたら、すぐにやってきて、数年前に超えました。茶金さんて若いんですなあ。

そしていよいよ「帯久」。和泉屋与兵衛さんの齢です。でも、噺の中で10年以上の歳月が流れている訳ですから、最初の頃は40代……。若いなあ。でも後半は60歳ですから、今の私ぐらいになります。

それを考えた訳ではありませんが、昨年秋、初めてこの噺を手がけました。還暦の今年は何度かやってみるつもりです。と言うて、長い長い噺ですから、そうしょっちゅうやる訳にはいきませんが……。

いつもは四席ですが、私が長講二席なので前は二葉一人だけにしました。椅子席、まだまだ余裕ありますよ。

  ☆1月6日(金) 19:00 〜 (開場 18:30)
第76回桂米二臨時停車の会/京都府立文化芸術会館3F和室(一部椅子席)
 河原町通・市バス「府立医大病院前」すぐ
 京阪「出町柳」or「神宮丸太町」徒歩12分 有料P有
 TEL (G)075-222-1046 (G)府立文化芸術会館
「3年2組の高田君」二葉 「帯久」米二 「初天神」米二 糸:和女
予約・案内葉書持参¥2,000 当日¥2,500 限定20席椅子席(予約のみ)¥2,200
☆学生¥500(予約・当日とも・座布団のみ)
問&予 TEL 080-5338-7331 桂米二予約センター(主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
 今回は長講なので三席にしました。手抜きではありません。節約にはなりますが。
 一応予約制。米二手書き満載案内葉書を持参された方は2,000円で入場できますが、
 何かの間違いで満席になった場合は予約された方が優先入場です。
京都府立文化芸術会館

京都府立文化芸術会館地図

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2016年自己ベストテン

2017/01/01 12:45
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あけましておめでとうございます。去年はうちの国宝の喪中で、人と会っても「お……むにゃむにゃむにゃむにゃ」と口ごもって言うてましたが、今年ははっきりと言わせてもらいます。

昨年もたくさんしゃべりましたが、やっぱり人間ですからええ時と悪い時がありますなあ。しくじったことはすぐ忘れるようにしてます。楽天家で前向きな性格ですから。またこれが結構ありますねん。……でも忘れます。忘れる努力はします。……けど忘れられへんのもありますわ。

良かったことは、覚えていようと思わなくても覚えてます。ちゃんと細かく覚えてます。今度もああいうふうにできたらええな、と思って。……けど、うかっとしてると忘れてしまいそうになります。ですから、ここに記しておきます。高座の記録はエクセルで記録してますから。

ベストテンの中で順位はつけにくいので、日付順に行きますね。

1月21日(木)洛北葵寄席「不動坊」
1月26日(火)京の噺家桂米二でございます@内幸町ホール「立ち切れ線香」
3月27日(日)あつた寄席「胴乱の幸助」
3月30日(水)神宮道上がる下がる寄席「寝床」
5月5日(木・祝)桂米二一門会@文芸「皿屋敷」
7月12日(火)上方落語勉強会「遊山船」
7月31日(日)音太小屋寄席「猫の忠信」
10月12日(水)桂米二一門会@繁昌亭「風の神送り」
12月12日(月)五右衛門の会「代書」
12月21日(水)尼崎落語勉強会記念公演「除夜の雪」

飽くまで桂米二サイドから見てです。不思議と私とお客様の意見は食い違いまして、私がさほど良かったと思ってない時に「すごく良かった」と言ってもらうことがあります。その逆もあるんやろなあ。みんな黙ってるけど……。

まず「不動坊」。洛北葵寄席の京都市北文化会館3F創造活動室はまことにいい空間でした。過去形にしているのは100回で洛北葵寄席は終了したからです。あと1回、さよなら公演はあるけど、ここではなくてホールのほうです。ここは例えて言うと体育館をうんと小さくしたような感じなのですが、マイク無しで100人ぐらいのお客様にゆったり聴いてもらえていい会でした。私は数々の名演を残しました……と誰も言わないから言うときます。

「立ち切れ線香」の内幸町ホール。ここもいいホールです。地下で携帯も鳴らないし。東京の会も30回を超えましたが、最初はアウェー感たっぷりやったのが、いつしか立派なホームグラウンドに。常連になってくださったお客様、本当にありがとうございます。悲しくしゃべれました。

名古屋のあつた寄席は一昨年も昨年も1回しか行けませんでしたが、想念寺さんの本堂がほんまよろしい。受け方が凄かったです。「胴乱の幸助」はやたら長くて、最初と最後では主人公が代わってるという不思議な噺ですが、私の大好きな噺です。受けたから。

神宮道上がる下がる寄席は会場が教会です。しかし、仏教系の噺も違和感なくしゃべれるなかなか良いところです。洛東教会さん、ありがとう。この時の「寝床」はお客様の笑いの渦が演者としてたまりませんでしたね。

桂米二一門会は繁昌亭でもやっていますが、ここは京都府立文化芸術会館3F和室。畳の部屋は足が痛いからダメ、とおっしゃるお客様のために椅子を増やして増やして、最大30席ぐらいご用意することができるようになりました。「皿屋敷」はまだそんなにやってないのですが、気持ち良くしゃべらせてもらいました。いつもこれぐらいの出来ならいいのですが……。

同じ会場の「上方落語勉強会」。過去二人の世話人の噺家が若死にをした後を引き受けた私。桂音也師が42歳、先代桂歌之助兄が55歳で亡くなってます。私、56歳になった時にほっとしましたわ。この日の「遊山船」は「間」が良かったと思います。お客様の波長とピタっと合うのは気持ちがよいものですなあ。

音太小屋寄席も狭くて汚くて素敵です。私の好みにピッタリです。「猫の忠信」はスリルとサスペンスがありますが、お客様の「このあと、どうなるの?」的な食いつきが半端ではなかった。最後のちょっとしたトチリがなければ昨年のベストだったかもしれません。……そんなとこでトチるなのよな。

桂米二一門会の繁昌亭版。「風の神送り」は大変面白い噺だと思います。ただ分からない言葉、風習がたくさん出てきます。だから他の噺家はあんまりやりません。でもこの日はお客様に難しい分からないところをスルーしてもらって(一応、プログラムに解説文は書いてます)一杯笑ってもらえたと思います。

五右衛門の会は笑福亭の中に米朝一門が一人みたいな感じで、小心者の私はちょっとアウェー感がありました。この日はそれがどこかへ飛んで行きましたねえ。すっごくやりやすかった。その前の自作ニュース小噺で恥かいてはじけたおかげかな? それに「代書」をフルバージョンでやる人はほとんど居ませんから。

尼崎落語勉強会は来年40周年を迎えます。私がうちの師匠から出番編成の世話役を引き継いでからも10年以上経ちました。今年の尼崎市制100周年に便乗して記念公演をやらせてもらいましたが、いつもと違ってアルカイックホール・オクトという大きな会場でした。でもお客様の乗りがよかったので、最初から最後まで大爆笑。「除夜の雪」は笑いも少なくてしんみりした噺ですが、気持ちは入りました。やり終えて気分が良かったです。ま、携帯は鳴ったけどマクラの時でしたから。

以上、昨年を振り返っての自己ベストテンを発表いたしました。全部観た人は居るかな? 居てへんやろうなあ。

共通しているのは、お客様との一体感でしょう。そんな時、お客様の中で寝てはる人は一人もいらっしゃいません。……いや、一人ぐらい……いや、2、3人……ま、10人ぐらいは居てはっても、いつもより少ないのは間違いない。そんな高座を夢見て、今年もしゃべらせてもらいます。

素晴らしい落語はお客様の助けがなくてはできません。よろしく!!

今日、私が出る繁昌亭新春特別公演は満席だそうです。明日、明後日の落語初詣は残席僅かです。あと数時間で満席になるかも? いいスタートが切れそうです。
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じーやんの拍子の悪い日々・桂米二 2017年1月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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