午前4時の怪電話
2日の深夜から3日の朝にかけてのことです。自分の部屋ではなく1階の居間でテレビを見てたら、NHKで談志師匠の特番をやっていました。見出したら見てしまいますね。落語ファンですから。またうちの国宝がインタビューで出てきたりしたもんですから。
けどなんせ時間が時間です。うつらうつらしたり、起きてみたり、しばらく熟睡したり、またしばらく画面を凝視したり……。
そんなときに電話が鳴りました。午前4時の電話なんて気色悪いやおまへんか。恐る恐る出ました。
「今時分、どなたですか?」
たぶんメッチャ不機嫌な声やったと思います。相手は意外にも女性。若いか老けてるかはちょっとわからん。
「大阪ガスです。只今、ガス器具をお使いですか?」
「え? 使うてますけど。それがどうか?」
「それならけっこうですけど、長時間深夜にお使いなので確認のために電話しました」
ああ、わかった。あいつのせいです。去年の秋から、ガスの見張りに「ぴこぴこ」とかいうのを付けたんです。ガス漏れや温度上昇を感知して、電話線を通じて通報してくれる機械です。やつが勝手に知らせよったんです。
ま、ありがたいことやけど、見張られてるちゅうことですな。どこかにカメラは付いてへんやろな? もしもの場合に備えてと考えるとありがたいけど、なんか見られてるというのを意識してしまいました。ま、ちゃんと効果があるということがわかっただけでもええとしましょう。
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