小学生の落語発表会

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先日の狂言は半年がかりで稽古しましたが、南丹市立殿田小学校5年生の児童たち16人にも半年近くかけてお稽古をしました。こっちは私、教えるほうね。

全部で殿田小学校へは稽古で6回行きました。車です。子どもたちにお稽古を始める直前に「京都縦貫道」が社会実験で無料になりました。往復2,000円の高速代が不要になったのです。

私は高速道路の無料化には反対です。予期せぬ渋滞で仕事に支障を来たすから。しかし、本番も入れて計7往復分の高速代、14,000円を払わなくて済んだのです。無料化反対という私の意志が揺れてきたやないの……。

子どもたちがどれくらい落語を理解してくれるのか、初めはちょっと不安でした。しかし、そんな心配もすぐに吹っ飛びました。この子らは、干支も“いろは”もちゃんと知っていました。桂ひろば君はどっちも知らんかったのに。

落語を聴くほうはちゃんと理解してくれましたが、やはり演じるほうとなると、なかなかうまく行きません。ま、当たり前か。あっさりとやりこなされたら、我々の立場がありません。

しかし、教えたら教えただけのことは返してくれました。行くたんびに子どもたちは進歩していました。よく覚えてくれました。

そして、一昨日が本番でした。「ひびかせよう! ことばとこころ in 南丹」という催しです。他の学校もいろんなものをたくさん発表します。殿田小の落語は別枠でトリ。特別扱いでした。

場所は近所の明治国際医療大学講堂。500人も入ります。そこで「道具屋」を5人、「動物園」を4人でリレー形式でやってもらいました。残りの子どもは小噺の他、筆で字を書く仕草、うどんを食べる仕草、稽古風景、それに司会と役割分担して全員参加しました。

少し危ういところはありましたが、ま、ちゃんとできました。パチパチパチパチ……。落語会みたいにマニアックな落語ファンは一人も居ないので、笑うべきところではちゃんと笑ってもらえました。私、観てて思いました。子どもは得やなあ。こんなにお客さまに真剣に聴いてもらえて、と。

私もそのあとで特別に一席やらせてもらいました。ネタは「子ほめ」を選びました。教科書にも載った落語ですから。座布団に座った途端、思いました。お客さん、だいぶ帰ったなあ……。でも、他の小中学校や高校の子どもたちにも落語のおもしろさは伝わったことでしょう。

今年、桂米二が特に力を入れてきたことが二つ、終わりました。もう一つはこの前の狂言ですよ。この脱力感はなんでしょう? もう今年が終わったような錯覚に陥ってます。早く来年も何か目標を定めないといけませんな。

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この記事へのコメント

鴨ネギ
2010年10月25日 18:43
たぶん最初は6回もあるんか~と少し億劫な気持ちで始まったんじゃないですか?
けど、3回あたりくらいから、なんか惜しい気持ちになり、最終回はセンチメンタルな
お気持ちに・・・・・って感じですか?
な~んか、歯医者の治療に通うのに似てますね。
あれも7,8回通うことになる、最初は久しぶりやからセンセともぎこちない関係で、
一番最後「なんか慣れたころに終わってしまいますね、じゃ、又。」とお互いにノスタルジックな気分になりますよね(別にそんな男っ前なセンセでもないのに、ハハハ)
まぁ今の季節、年末までにはまだまだ日数あるし、
秋やから物悲しい気分になる季節やね。
お酒もしみじみおいしい季節でもあるよ。
はる
2010年10月25日 19:17
小学生の落語もあるんだぁ
ある意味かも
むずかしぃ言葉もあるからスゴイねっ
ちょっぴり憧れる
のの字
2010年10月27日 21:29
> もう今年が終わったような錯覚に陥ってます。
12月の鯛さんとの二人会の前売り買うたんですけど、消化試合ですか?
2010年11月02日 10:52
「今年が終わった」を「今月が終わった」に訂正します。