無礼講トーク~弟子の言い分

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今さらですが、先日の「ここだけの噺」、弟子の無礼講トーク「桂米二を斬る」のご報告をいたします。二人の弟子が日頃の師匠への不満をさらけ出すという前向きな企画でしたが、一番楽しみにしていたのは私やったんと違いますやろか。とにかくニヤニヤしながら聞いておったのであります。

修業時代(二葉はまだ今も修業中ですが)、師匠、つまり私にどんな理不尽な怒られ方をしたかを競って話しておりました。

まず二乗の蛍光灯の一件。彼はこう言いました。蛍光灯を点ける時、2回紐を引いたら「紐を引っ張るのは1回だけにせえ!」と怒鳴られました、と。

少し詳しく説明しましょう。衣装箪笥が置いてある部屋の蛍光灯なんですが、私はこれを消す時に3回紐を引っ張ります。蛍光灯は紐を引くたびに「明」「少し暗」「豆球」「消灯」を繰り返しますから「明」の状態から3回引くと消えることになりますよね。

ところが、二乗が蛍光灯を点けた時、私が消そうと思って3回紐を引くとまた蛍光灯が点くのです。つまり彼は蛍光灯を点ける時、必ず2回引くんです。普通は1回と違います? 「少し暗」の状態になってるから、3回引くとまた点きますわな。

私は二乗に頼みました。すまんけど、蛍光灯を点ける時は1回だけ紐を引いてくれ、と。

数日後、蛍光灯を消そうとして3回紐を引くと、蛍光灯がまたピカピカッと点きました。

「紐を引くのは1回だけと言うたやろ!!!」

実に筋の通った怒り方です。

次は二葉のペットボトルの一件。彼女は言いました。ペットボトルの水を一杯まで入れておいたら、「蓋を開けた時に水がこぼれたやないか。こんな一杯まで水を入れるな!」と怒鳴られました、と。

少し詳しく説明しましょう。うちでは浄水器の水を2リットルの古いペットボトルに入れて、ポットの水補給などにいつでも使えるようにしてあります。それが二葉が来てから、ペットボトルの蓋を開けると水がこぼれて足が濡れるんです。最初は自分の不注意やと思いました。

次の日、また足を濡らしました。なんでや? 見たらボトルの口の筋切り一杯まで水が入ってます。こんなにたくさん入ってたら蓋を開けるとこぼれるのは当然です。

私は二葉に頼みました。すまんけど、ペットボトルの口ギリギリまで水を入れるのはやめてくれ、と。

数日後、また足を濡らしました。しかも今までで一番ひどい。びしょ濡れですわ。

「ギリギリまで入れるなと言うたやろ!!!」

もうおわかりですね。私は蛍光灯が点いただけで、水がこぼれただけで怒鳴ったりしません。同じことを2回言わせたからなんです。1回言うてやめてくれたら怒鳴らへんのです。それをきゃつらは2回目ということを忘れて、些細なことで怒鳴られたということだけを覚えてよるのです。けしからん。

他にもいろいろ言うてましたが、もう済んだこと。忘れましたわ。なんと私は度量の広い師匠なんでしょう。最後は私も加わって三人で無礼講トーク。とにかくワーワーと大受けで盛り上がったのです。

なお、この文章は桂米二が自分に都合の良いように事実を歪曲している部分があることをご了解ください。

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この記事へのコメント

千枚漬
2013年04月28日 23:14
こっまかァ!
そう言うたら、「容器を強くお持ちになったままフタを開けると、中身が勢いよく飛び出す場合がございます」と書いたあるのありますな。
ジーやんはん、こんなけこまこうておいやすんやもん、
ハイポール(御ツイッターより。ハイPОールどっせ、半濁点か濁点か大事なとこなのでこまかア書いてみました)ってどんなんえ?位書いても怒らはれへんわねえ。