桂高校落語鑑賞会

学校で生徒、児童に落語を聴いてもらうのは、いろんな意味でいいことだと思っております。映像世代の子ども達に、視覚に頼らずに自分で想像する世界を味わってもらうのですから。どうよ?

昔からいろんな学校で落語をやらせてもらっておりますが、すごく印象に残っているのは神戸の有名進学校、灘高校の落語鑑賞会。灘中学やったかな? ま、どっちでもよろしい。落語を聴いて笑うツボ全部で大爆笑やったんを覚えております。

もうお分かりでしょう。私の言いたいことが。優秀な学校ほど落語を聴いた時の反応がいいのです。想像力に秀でているということ。それがそのまま笑い声となって返ってきます。

私は京都在住ですから、京都のあちこちから声を掛けていただいております。ひょんなご縁で京都府立桃山高等学校のF先生から連絡があり、1年生の芸術鑑賞で落語鑑賞会をやらせてもらうことになりました。今から3年前、2013年のことです。会場は丹波橋の呉竹文化センター。学校のすぐ近所でした。

これが好評で(つまり桃山高校が優秀で落語がよく分かって受けたということなんですわ)、それから毎年、桃山高校の芸術鑑賞会は「桂米二&フレンズ(米朝事務所を通してます)」で行かせてもらってます。毎年1年生が落語鑑賞会に参加しています(2・3年生は別内容の芸術鑑賞)。ちなみに3学年一緒に鑑賞する学校は最低でも3年に1回しか呼んでもらえません。そらそうですわな。

そんなこんなで、桃山高校の落語鑑賞会は定着しております。本当のところは、いつクビになるかとビクビクしてもいるんですが……。

ところがなんです。その肝心のF先生が異動で他の学校へ転勤になったのです。万事休す。桃山高校の落語鑑賞会はどうなるのか? ご安心ください。後任の先生のご尽力で続いております。これで桃山高校の生徒さんの想像力と、我々の生活も(ほんの少し)安泰です。

で、そのF先生が今いらっしゃるのが、同じ京都府立の桂高等学校。この学校にも芸術鑑賞はあります。F先生のお話はこうでした。

「今年度は『ライオンキング』を観に行きますが、来年度は落語も含めて検討中です」

これはつらいがな。「ライオンキング」は劇団四季。劇団四季は私の友達がたくさん居てます。彼らの仕事を奪うなんて……。

幸か不幸か「ライオンキング」は千穐楽を迎えました。もう遠慮なく落語鑑賞会をやれます。それにまた1年生担当の先生が私の鉄ちゃんの友人の奥様でした。さらに落語会の常連、O先生もこの学校の先生でした。やっぱり京都は狭いわ。

めでたく京都府立桂高等学校1年生の落語鑑賞会が開かれました。会場は京都市西文化会館ウェスティ。

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それが一昨日(ちょっとご報告が遅れました)でした。「桂米二&フレンズ」で行かせてもらいました。これが、リハーサル&音響チェックの様子。

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改めて「桂米二&フレンズ」をご紹介します。

解説:桂歌之助(実技:桂二乗) 落語:桂二乗 南京玉すだれ:桂米紫 落語:桂米二 三味線:浅野美希 +米朝事務所美人マネージャー2人

どうよ?

時間にして1時間と20分ほど。今回の落語の演目は二乗が「子ほめ」、私が「時うどん」。

初めての学校というのは、やるほうも聴くほうも多少緊張をいたします。探り合いですな。ところが、もうなんの心配も要りませんでした。爆笑に次ぐ爆笑。「桂米二&フレンズ」の実力はたいしたものです。生徒達の想像力も素晴らしい。たぶん……たぶんですが、来年度も「桂米二&フレンズ」は呼んでもらえるのではないかと思っております。

学校関係では、毎度申し上げているように私一人で小学校へ落語指導に行っております。そして二つの高校へ落語鑑賞会で行くようになりました。あとは中学ですな。中学校からもお声が掛かるのをお待ちしております。

それともう一つ。F先生がまたどこかへ転勤になって、その高校での落語鑑賞会が実現することも。F先生、まだ?

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