桂米朝没後2周年記念セレモニー
昨日は師匠の命日でしたが、そんな日に師匠をしくじってしまいました。11時から始まる姫路の兵庫県立歴史博物館での「桂米朝没後2周年記念セレモニー」に遅刻したから。
はじめは電車で行くつもりでしたが、電車だと向こうで飲んで最終で帰ってくる恐れがあります。現に実績もあるし……。それも何回か……。今、直前に迫った「上方落語勉強会」での新作落語を覚えて、体に叩き込まなくてはいけない時期なんです(今時分に遅いなあという声も聞こえてきますが)。そんなこんなで車で出かけることにしました。
朝8時過ぎに家を出ました。連休の渋滞を考えて充分に早く出たつもりです。でも予想以上に渋滞は凄かった。名神から吹田ジャンクションで中国道へ。万博公園を過ぎた辺りからもう渋滞。
カーナビを見ると到着予想時刻は10時32分と出てます。これなら十分間に合うね。しかし、宝塚トンネルを越えて渋滞を通り抜けた時、その時刻は11時15分になってました。お前は全然予想でけてへんやないかい!!
大渋滞は私の膀胱も刺激していたようで、途中でトイレ駆け込み休憩をして、結局現地到着は11時20分。もうセレモニーは終わってた……。
みんなに「セレモニーて何したの?」と訊いたら、「噺家が一言ずつ挨拶した」ということでした。文之助兄さんには「お前の代わりに俺が挨拶することになったがな」とボヤかれてしまいました。文句は渋滞に言うてください。現場に行けただけまだましです。ざこば兄さんは「後の仕事があるから」とUターンして帰りはったんですから。
するべきことがなくなったので、バスでお墓参りに行きました。この日だけ博物館と、お墓のある名古山霊苑と、姫路駅の間にバスが走ったんです。なんと噺家のバスガイド付きで。私が乗ったガイドさんは桂しん吉君でした。もう1台のバスガイドは桂あさ吉君。こっちのガイドは何を言うかわからへん、と思たのは私だけではないでしょう。
「桂米朝のお墓」の標識が出てました。「桂米朝」に小さく小さく「氏」と書いてあるのが分かりますか? ひょっとしたら「氏」は後から付け加えたんと違う?
2回目のお墓参り。今回はこれを機会に近くへ宿替えしてきた中川家のお墓にもお参りしました。ご紹介が遅れましたが、うちの師匠の本名は中川清と言います。ここから桂米朝のお墓も少し見えます。木の間からちらっと見えるのが分かるかな?
もう一度博物館へ戻って、展示を見て、米朝アンドロイドをちらっと見てから帰りました。帰りは姫路バイパスを通って。するとまた大渋滞。今度は事故での渋滞。しかも2ヶ所で。大きな事故ではなかったです。事故渋滞に遭遇した時は、イライラするより事故の当事者でなくてよかった、と思うことにしてます。
早く帰るつもりが、日が暮れてから我が家に到着。往復で6時間は運転してましたね。電車で行ったらよかった。
この記事へのコメント
残念。