桂塩鯛休演
大事なお知らせです。26日(土)午後6時開演の「米二・塩鯛二人会@天満天神繁昌亭」ですが、塩鯛さんが病気のために休演となり、代演としてざこば兄さんと米團治君が出演することになりました。つまり、「桂塩鯛二席」の代わりに、「桂ざこば一席+桂米團治一席」となった訳です。オープニングトークも「米二×塩鯛」が「ざこば×米二×米團治」となりました。どっちが得や?
物議をかもす発言は撤回しまして、ま、私としても「えらいこっちゃ」なんです。私の二席「始末の極意」と「火事場盗人」は変わりませんが、代演で大先輩と御曹司が出てくれるんです。しかも米朝事務所的に言うと、常務取締役と代表取締役社長ですよ。ナンバー2とナンバー1が出演するんです。私は米朝事務所的に言うと単なる株主ですが……。最近、株の買い増しをしましたが……。そんなことはどうでもええんです。
という訳で、どの順番で出演するのか、何をやってくれるのか、トークでどこまで際どい話が出るのか、全く未知数です。おもろそうやけど。そんな訳で、塩鯛さんは出演しませんが、落語会は開催いたします。それをご承知の上でご来場くださいませ。
すでにチケットを買ってくださった方、これから予約してくださる方、どうぞよろしくお願いいたします。
その肝心の塩鯛君ですが、肝機能障害というか、肝硬変というか、要するに肝臓が悪いのですが、それもお酒が原因ではないようです。何かのウィルスが入ったとか(詳しいことは知りません)、他の原因だそうです。怖いものですね。幸い本人は元気になりまして、落語会に出る気も満々なのですが、まだお医者さんの許しが出ないとのことです。すでに私ともLINEでのやりとりはしていますし、あとは日にち薬ですね。
他人事(ひとごとと読みましょう)ではありません。私も還暦を過ぎ、いつ病に侵されるかわかりません。そんな訳で去年の秋から週に2日以上の休肝日を設けるという暴挙に出ました。人間ドックで女医さんにえらい叱られたんです。何年もお酒をほとんど抜いてませんでしたから。でも、この先生は酒を飲まない人だとすぐにわかりましたね。
その昔、桂米朝に言われたことを思い出します。まだ六代目松鶴師匠が存命でした。
「松鶴もわしも年取ってきた。春團治(三代目)も小文枝(五代目文枝)も若うない。ええか。この人の落語を聴くことはこれからもあるやろうけど、この人のこの噺(演目)を聴くのは、今日が最後と思て聴いときなさい」
この台詞を我々の世代が言う番が回ってきましたね。うちのお弟子さんよ。私の「始末の極意」と「火事場盗人」はこれが最後と思って聴きなさい。……たぶんそのうち「動楽亭昼席」でもやると思うけど。
☆1月26日(土) 18:00 ~ (開場 17:30)
第11回米二・塩鯛二人会/(G)天満天神繁昌亭(椅子席)
地下鉄「南森町」4-B出口・JR東西線「大阪天満宮」JR3出口 徒歩3分
オープニング・トーク「上燗屋」塩鯛 「始末の極意」米二
「三十石夢の通い路」塩鯛 小佐田定雄作「火事場盗人」米二 糸:公美子
塩鯛休演 代演 ざこば 米團治
前売¥3,000 当日¥3,500 ユース(25歳以下・要年齢証明)¥2,000 全席指定
11/26(月)前売・予約開始 ぴあ 0570-02-9999 Pコード 597-700
問&予 TEL 080-5338-7331 桂米二予約センター(主に留守電)
PCからのメール g-yan@yoneji.com 携帯からのメール yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
主催・お問い合せ TEL 06-6365-8281 米朝事務所 TEL 06-6352-4874 繁昌亭窓口
もう11回目の開催になる同期会、昨年同様、土曜夜公演です。
Pコード(597-700)は天満天神繁昌亭の公演全部が対象です。
1月26日(土) 6:00PMをご指名ください。
桂塩鯛
天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭地図
この記事へのコメント
まあ、どっちゃみち、行かれへんのですけどね。惜しいなあ。
ちょっとあかんな、このコメント。すいません。
まあ、にぎやかしで、ゆるしてください。
それ以後塩鯛さんの体調はいかがでしょうか?くれぐれもお大事にとお伝えください。