ワッハ上方の幽霊
5月15日(木)
ご紹介の順序が逆になりましたがお許しを。久しぶりにワッハ上方亭での「MINAMI出張所」でした。廃止騒動が持ち上がってから初めての会です。
ここの受付に立っていて後ろを振り返ると、暖簾が吊ってあります。お客さまはそれをくぐって入って行きはるのですが、ここだけが微妙に暗いのです。そこに案内嬢がぽつんと立っています。これがなんとも言えん風情なんです。ここに柳の木が一本立ってたら……と思うのは私だけでしょうか。
何度か振り返ると、彼女が両手を胸の辺りでそろえています。つまり幽霊の手つきですな。たしかにそう見えたんです。
「今、幽霊みたいにしたでしょ?」
彼女の返事はノーでした。してないんですて。たしかにそう見えたような気がしたんですけどね。今度ここで会をやるのは11月(なかなか会場が空いてません。芸人からは人気があるのですよ)ですが、ちょっとお客さま気をつけてくださいね。幽霊の旬の時期は過ぎてますが……。
そうそう、ここでよくあるご質問にお答えしておきましょう。「どうして自ら受付に居てはるのですか?」というご質問です。
楽屋に手が足りないわけでも、売り上げの持ち逃げが心配なわけでもありません。あ、少しは心配ですけどね。私が受付に居るのはお客さまのお顔を覚えるためです。お馴染みさんのお顔を覚えるのはどの商売でも同じだと思っています。心がけは自分でも実にいいと思います。ところが、なかなか覚えられへんのですわ。ことにおっさんは。ま、ゆっくりゆっくり覚えさせてもらいます。
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