質問にお答えして
Twitterがマメになると、こちらがおろそかになります。長い文章、下手になったんとちゃう?
さて「質問にお答えして」とは懐かしいタイトルです。NIKKEI NETで連載の頃はよく使ってましたから。Twitterに時々ご質問やご意見をいただくので、まとめてお答えしちゃいましょう。
まず今夜のクラプトンのNHK放送を何人もの方から教えていただきました。ご親切にありがとうございます。もちろん知ってましたし、先週から1週延びて悔しい思いをしております。こ、こ、今夜ですよ。独占インタビューもあるそうです!
それから、スマホについて私の好みに合うた画面の大きい物を教えていただきました。ありがとうございます。でもやはり、私はDoCoMoと大喧嘩して(これは私にとってauのマクラ言葉になりつつありますな。今でも思い出したらむかつく応対でした)auに乗り換えた男です。ですから、auの中で選ばせてもらいます。要するに老眼でも見やすい画面ならOKなんですわ。
さて、昨日の金比羅(金毘羅と違うよ)さんの会こと「桂米朝落語研究会」のTwitter生中継でいくつか質問が寄せられましたので、それにお答えいたしましょう。
「月並丁稚」って珍品ですよね? 春團治師匠から稽古を受けたのでしょうか?
言葉咎めというわけやありませんが、ま、お聞きください。我々は稽古を受けるとは言いません。「稽古をしてもらう」あるいは「稽古をつけてもらう」と言うのが一般的です。受けると言うたら、なんや講習みたいですな。それにしてもこの間の免許更新の講習はクスッとも笑うところがなかった。あれは笑わそうという気が講師にないね。……当たり前か。
話を戻します。ざこば兄さんは若い頃に「月並丁稚」を春團治師匠から稽古を受けた……。あ、うつったがな。もとい、稽古をつけてもらってはると聞いています。他には「お玉牛」も稽古してもろてはるはずです。もっとあるのかもわかりませんが、私が知ってるのはそれだけ。あ、「月並丁稚」はそんなに珍品ではありませんよ。若手でもレパートリーにしている噺家はおります。
米朝師匠の「胴乱の幸助」も稽古屋の師匠は男なのですか?
何人かいらっしゃいました。ほら、私を新聞で酷評した落語評論家と同じ轍を踏んでる人が居てはりますな。それは稽古屋の師匠は女だというあなたたちの思い込みですよ。たしかに男の中の男ではありません。おかまチックというほどでもないけど、上品な男です。
実はこれについて南光兄さんと話をしたことがあるのですが、男でなかったら割木屋の親父をわざわざ大阪から京都までやったりしないやろう、ということなんですね。落語に出てくる女の師匠(例えば「猫の忠信」のお静さんを思い浮かべてください)がそんなことはできないやろうという見解です。男の師匠で洒落っ気があって、ああいうふうにいたずらで親父を京都まで行かせたということやと思うのです。
そういうわけで「胴乱の幸助」に出てくる稽古屋の師匠は男なんですよ。それやのに新聞という公の場で「男に見える」と書かれたこの悔しさ。べつに恨んではいませんが、一生覚えてますよ。
写真は数年前、柳馬場押小路の近くで見つけた帯屋さんです。看板に「特選帯地卸」と書いてあります。今も商売してはるかどうかは知りませんけどね。
追伸
これも紹介しておきましょう。Twitterで教えてもらいました。けど長いよ。
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=VGIDeA1fGsA
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