じーやんの拍子の悪い日々・桂米二

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zoom RSS 市民寄席

<<   作成日時 : 2012/05/16 15:31   >>

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「市民寄席」という名がついた落語会はあちこちにあるようですが、我々にとって「市民寄席」と言えば京都の「市民寄席」です。

桂米二と「市民寄席」は少なからず因縁があります。私の生まれが昭和32年9月、「市民寄席」の第1回も同じ昭和32年9月なんです。どうじゃ!

もう一つ。私が初めて観に行った落語会が「市民寄席」。「市民寄席」がなかったら私は噺家になってなかったはずです。これだけ因縁があるのにたまにしか出してもらえないのは仕方がないことなんですが……。

出演者が4人で年に5回ですから、年に20人しか出られません。上方落語協会所属の噺家は200人以上居ますから、単純計算で10年に1回ですな。私は昨日、5年ぶりに出してもらいましたから、これは破格の扱い?

それはともかく、昨日も「ええなぁ」と言える会になったと思います。いいお客さまでした。

で、一昨日が「上方落語勉強会」。これは私が世話役ですから毎回出てます。出たくないときも出てます。そんなことはありませんが……。

「市民寄席」の出演者には主催者から招待券を2枚送ってもらいます。私もその招待券をずっと持っていて誰かに差し上げようと思っていたのですが、そのままになっておりました。一昨日の朝になってそれを思い出したので、いっそのこと「上方落語勉強会」のお客さまにプレゼントしようと思いました。

久しぶりの「牛の丸薬」で精神的余裕はなかったのですが、マクラでお客さまに言いました。

「明日の市民寄席の招待券が2枚あるので、ご希望の方に差し上げます。欲しい人、手を挙げてください」

こう言うと、すぐに勢いよく5、6人のお客さまの手が挙がりました。そんなたくさん居てはると思ってなかったので、思わず言うてしまいました。

「それやったら、買いなはれ!」

爆笑でしたな。結局はジャンケンで2名の方が勝ち残ってプレゼントいたしました。喜んでいただけたようです。そこで一言付け加えました。

「招待券をもらったからと言うて、その御礼に差し入れとか、部屋見舞いとか、そういうお心遣いはどうぞご無用にお願いします。いえいえ、お気持ちだけちょうだいしますで、決して持ってこないように……」

これも爆笑になって、「上方落語勉強会」は多いに盛り上がったのでありました。

そして昨日、「市民寄席」で何もない楽屋を見回して、お客さまは正直やなぁ、と痛感したのでありました。……いえいえ、本当にこれでいいのですよ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お忙しそうどすね、お喉ちゃんもハッピーね、間があくほど調子悪いって、常々ぼやいてはりましたもんなあ。
演目の数々、並べて見るとホンマすごいわ、日替り定食ありシェフの気まぐれランチ(実在のメニューなり。我好みて之を注文す)もありと、大変やけど楽しいお商売ね。

この一文、皮肉イヤミと取るか、励まし応援と取るか、いずれも様次第。
うち、素直に感心してるだけですねん。
前記事や大分前のトコに書くの、うちの好みやおへんので、新しいトコに書かせてもらいました、今週はお忙しいから更新無いやろ、と読んでたのが外れて嬉しくもあるわ。
千枚漬
2012/05/16 16:42
「市民寄席」も ええ会 だったんですね o(^-^)o 師匠と同級生の会だったとは。
そうです。
「上方落語勉強会」 いきなり ジャンケン大会になり、師匠の いつもの?ちょっと 皮肉的な冗談 で
盛り上がりましたね!あの雰囲気大好きです(^o^)/
あずあず
2012/05/17 00:43

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